この記事ではドリブルの基本技について解説します。
スピードに乗った状態で相手を抜く華麗なドリブル技の数々。色々な技があって、バスケ初心者は種類や名前が覚えられないかも知れません。
NBA選手が見せるような複雑な技も、基本的な技術の組み合わせで成り立っています。
この記事で紹介する5つの基本技をしっかりと習得して、実戦で使えるように練習を繰り返しましょう。
基本の技を習得した後に練習したい、3つの応用技も紹介しているので、あなたのドリブル力アップにお役立て下さい!
バスケの基本技5種!技の名前と種類を紹介!
名前 | 使用頻度 | 難易度 | 概要 |
---|---|---|---|
クロスオーバー(フロントチェンジ) | [star5.0] | [star3.0] | 体の前でボールをチェンジする |
バックチェンジ(ビハインドザバック) | [star4.0] | [star5.0] | 体の後ろでボールをチェンジする |
レッグスルー | [star4.0] | [star4.0] | 脚を通してボールをチェンジする |
スピンムーブ | [star4.0] | [star5.0] | ドリブルをしながらターンする |
インサイドアウト | [star3.0] | [star3.0] | フロントチェンジの動きを途中で止めて切り返す |
やり方が分からないようなNBA選手のドリブル技も、実は基本的な技術の組み合わせで成り立っています。
バスケのドリブル基本技を5種類紹介するので、初心者の方はまずはこの5つをしっかり練習して下さい。
バスケのドリブル基本技①:クロスオーバー(フロントチェンジ)
https://youtube.com/watch?v=R67Q2tD2p3U%3Frel%3D0
体の前でボールを大きく振るクロスオーバー。
バスケの花形とも言える技であり、ディフェンスを抜いた時の爽快感も大きいテクニックです。
ボールを大きく横に振るだけでなく、重心の移動や横へのステップも織り交ぜるのがポイント。
ボールをファンブルしないように、ハンドリングの技術をしっかり練習しておきましょう。
バスケのドリブル基本技②:バックチェンジ(ビハインドザバック)
https://youtube.com/watch?v=Wpm6LYHQVBg%3Frel%3D0
体の後ろでドリブルするバックチェンジ。ディフェンスのスティールを避けることが出来ますし、実用的で華のある技です。
急ストップする際にも使える技術ですし、練習しておいて損をすることは無いでしょう。
練習中はなるべく下を見ないように。
フェイスアップしたままドリブルを続けられるように意識してみて下さい。
バスケのドリブル基本技③:レッグスルー
https://youtube.com/watch?v=uVdGeMlm4mI%3Frel%3D0
脚の間を通してボールを移動させるレッグスルー。
安全にドリブルチェンジ出来るのが大きなメリットです。
ディフェンスのチェックをかわす時にも、狭い場所をすり抜ける時にもレッグスルーは有効です。
前から後ろに通すパターンと、後ろから前に通すパターンがありますが、状況に応じて使い分けられるように練習しましょう。
バスケのドリブル基本技④:スピンムーブ
https://youtube.com/watch?v=VCxcFgzjumw%3Frel%3D0
ドリブルをしながらターンをして相手をかわすスピンムーブ。
スピードを殺さずにリングにアタックできる抜き技です。
視野が切れる瞬間を他のディフェンスに狙われないように注意しましょう。
仕掛ける前に周囲の状況をしっかり判断することが大切です。
バスケのドリブル基本技⑤:インサイドアウト
比較的新しい技術であるインサイドアウト。クロスオーバーを途中まで行う動きだと考えると分かりやすいでしょう。
インサイドアウトと見せかけて細かくクロスオーバーをするような抜き技も非常に効果的。
手首や肩甲骨周りの柔軟性を高めることで、よりリアリティの高い技術にレベルアップさせる事が出来るでしょう。
バスケのドリブル応用技!ディフェンスとの距離を取る技術!
- シュートを打つため
- 相手のプレッシャーをかわすため
- もう一度攻め直すため
- パスを展開するため
この章では、以上のような目的のために必要となるスペースを作る技術について解説します。
相手を抜く技術と比べると軽視されるかも知れませんが、1対1をする上でも、ミスのない確実なオフェンスをするためにも重要な技術なのです。
3つの応用技を解説するので、質の高い1対1を仕掛けるためにしっかり練習しておきましょう!
バスケのドリブル応用技①:ステップバック
ドリブルと同時に相手側の脚を踏み出し、一歩で急激に方向転換することでスペースを作る技術です。
進行方向からやや斜め後ろに下がる形になりますが、つま先と膝をしっかり内側に向けてスピードを殺すことが大切!
急スピードから一気に減速して後ろに下がることでディフェンスとの間にスペースを生み出すことが出来ます。
バスケのドリブル応用技②:プルバック
https://www.youtube.com/watch?v=grTFDigtRgA
ディフェンスにコースに入られた時に、後ろに下がってスペースを作る技術です。
右でドリブルしている場合、右のドリブルと同時に右足で急激にストップし後ろ向きにジャンプ。
左⇒右で止まります。
フロントチェンジやバックビハインドでの切り返しを伴いながら下がることが多いです。
バスケのドリブル応用技③:リトリートドリブル
しっかりボールを守りながら、サイドスステップのような形で下がりつつスペースを作ります。
相手に守れている状態で無理に攻め込んでもうまくいかないので、一度体勢を整えるためにリトリートドリブルを活用しましょう。
プレッシャーをかけようと強く出てきた相手ディフェンスを、カウンターで抜くことも出来るかも知れません。
NBA選手のドリブル技を動画で紹介!
この章では、NBA選手のドリブル技を動画付きで紹介します。
何が起こっているのか分からないような技も、この記事で紹介した基本の技術を組み合わせたものがほとんど。
NBA選手の動きを繰り返し頭に焼き付けて、ドリブルの技を磨くために役立てましょう。
カイリーアービングのドリブル技を動画で紹介
https://youtube.com/watch?v=63h8JFl93U8%3Frel%3D0
セルティックスのエースであるカイリー・アービングは、NBAの歴代でも屈指のハンドラーだと言われています。
目にも留まらぬスピードで繰り出される高速技の数々は、思わず見惚れてしまうほど…。
アービングのドリブルは、スロー再生しないと何をしているのかわからない程ですが、よく見れば一つ一つは基本技の組み合わせだと分かるはずです。
ディフェンスの状況に応じて繰り出されるアービングのスキルを、じっくりと研究してみて下さいね。
ジェームズ・ハーデンのドリブル技を動画で紹介
早く動いているように見えないのに、スルスルディフェンス間を抜けていくジェームズ・ハーデン。
ドリブルのスキルも抜群で、緩く見せておいて急に速度を上げる、チェンジオブペースが絶妙です。
ステップバックでスペースを作る技術に長けており、相手を抜いた後のボールを遠くで扱う技術など、随所に様々な技を見せてくれるハーデン。
ロケッツの大黒柱であるハーデンから目が離せませんね。
クリス・ポールのドリブル技を動画で紹介
https://youtube.com/watch?v=KEUQ6lE6_-E%3Frel%3D0
細かいドリブルやためのある長いドリブル。
パスフェイクに見せかけた回転をかけたドリブルや、ディフェンスをあざ笑う股抜きドリブル。
NBAを代表するトリックスターとも言えるクリス・ポール。
正統派の玄人好みの技から、初心者でも分かるような超絶技まで、飽きること無い世界を作り上げてくれるドリブルの名手です。
抜群のシュート力と、絶妙なタイミングで繰り出すパスを誇る、NBA屈指の司令塔だと言えるでしょう。
ステフィン・カリーのドリブル技を動画で紹介
https://youtube.com/watch?v=19sMZloOI0I%3Frel%3D0
世界最高のシューターであるステフィン・カリー。
ドリブルの技も世界最高峰で、滑らかで変幻自在なボールさばきが特徴です。
振れ幅よりも、ディフェンスに合わせた細かい動きで相手を抜き去る技術に長けています。
シュート力があってこそだとは言えますが、ドリブルからのシュートヘジテーションのうまさは抜群です。
アレン・アイバーソンのドリブル技を動画で紹介
ttps://www.youtube.com/embed/iNIN1364XAU?rel=0
ミスタークロスオーバーと言えばこの人。
小さな体で一世を風靡したアレン・アイバーソンです!
チームをファイナルまで導いた実績もあり、最高のスモールプレイヤーと呼ばれることも少なくありません。
振れ幅の大きくボールが瞬間移動するように見えるクロスオーバーはアイバーソンの代名詞!
ディフェンスの一瞬の虚を付き、あっという間に抜き去ってしまう緩急のうまさ。
ディフェンスがアンクルブレイクしているシーンが多いことからも、アイバーソンのドリブル技の凄まじさが分かることでしょう。
バスケのドリブル技についてまとめ
バスケのドリブルテクニックや基本的な技について解説しました。
色々な技が出来ることは大切ですが、それよりも大切なのがディフェンスを抜くこと。
色々な種類のドリブルテクニックを練習するのがダメだとは言いませんが、試合で活躍したいならシンプルな技を磨いたほうが良いかも知れませんね。
求められるスキルや能力はチーム事情によって変わると思うので、必要な練習を徹底して行い得点力を磨きましょう!
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